銀座の歩行者天国で、40代の熟女をナンパして写真を撮りました。
- 2017/07/02
- 22:37
日曜日の銀座中央通りは歩行者天国で、家族連れや夫婦ばかり。
うっかりすると、単独中年男性は居場所がないと臆してしまいます。
そんな内心を跳ね返すように、前を歩く子連れの人妻を視姦して、ゲスな妄想をして、気合をいれてる私がいます。
朝から曇り空で、雨が降りそうで降らないという微妙な雲。
スマホと財布をポケットに入れて、デジカメを片手に自宅を出たのが昼過ぎでした。
地下鉄の駅から銀座方面に向い、やがて電車を降りて、改札口を抜けて階段を上がると銀座4丁目の交差点に。
もちろん熟女をナンパするつもりでした。
同行するカメラは、一眼レフにしようかどうか迷いましたが、今回はデジカメに。
もしナンパできて、スナップ写真が撮れるようだったら、話しながら片手でシャッターを切るほうが、お互いにリラックスできていいと思うからです。
それでもし、次回に会うことができたときに、一眼レフが登場するという予定です。
歩道の脇で目配せをしていると、程なくして、熟女が向こうから歩いてきます。
肩がレースで透けているブラウスに、足元まであるロングスカート。
ヒラリと風に揺れた薄手のロングスカートが下半身に張り付いて、むっちりした肉感の曲線を浮かび上がらせているのが、40代の熟女のエロさを醸し出してます。
歩調はゆっくりで、視線も一直線。
向けていた目が合った瞬間に、軽く手を挙げました。
「どーも」
「・・・」
ナンパの流れは、いつも同じです。
目配せをして、相手との目線をあわせて、同時に歩を進めながら軽く手振りをする。
相手に歩調のリズムも合わせて、声が届くことができる距離とタイミングを計る。
この時点で歩調を合わすとこができずに、距離を縮めるとこができなかたら、それ以上は追わないことにしてます。
「こんにちわ」
「・・・」
姿勢を良くするのを意識しながら、簡単に声をかけてからは、視界の端で足元が止まるか見極めます。
声をかける言葉は、「こんにちわ」とか「どーも」とか。
そこの言葉は、さほど重要ではないので、ワンパターンとなってます。
で、このときの熟女は。
こちらに少しだけ目を向けたのだけど、足元は留まることはありません。
私は反転しながら3歩ほど足を合わて、今度は「こんにちわ」とゆっくりと言いながら手を差し出したところ、フレグランスの匂いを微かにさせて、なんてことはなく素通りです。
私は歩を止めました。
緩めに巻いたセミロングの髪が、肩にもたれてファサッと跳ねていて、あの匂いを撒き散らせているようです。
そのまま、ロングスカートがまとわりついた下半身を見送りました。
・・・・ ああっ
だめだァ!
しかし!
あの奥さん!
いいケツしてんなぁ!
くそぅっ!
たまんねえ、ケツだ!
くそぅっ!
ううぅぅぅぅううぅぅううぅぅ!
それから同じようなことを3回ほど繰り返して、足元が止まった熟女と向き合うことができました。
足が止まってからは、ゆっくりとした口調で、背筋を伸ばして話すのを意識してます。
前屈みで早口となると、話を聞いてもらえずに、そそくさととした逃げ足になってしまうからです。
焦りを見せずに姿勢をよくして話して、相手の表情と仕草から、警戒なのか、不快なのか、疑問なのか、興味や好奇心なのか、戸惑いなのか、まずはその辺りを探ります。
立ち話で話す内容は、見え透いた褒め言葉だったり、お世辞を言ったりする程度。
奇をてらったことはしてません。
面白い話も特にしませんというよりも、残念なことに、私はそれほど面白い人ではありません。
変わりに、意識して驚きのリアクションを交えます。
多くの驚きは、笑いに繋がるからです。
このときの熟女は。
アップした髪にクリンとした丸い頭と丸いおでこ。
少しの警戒の気配は、少しの褒め言葉で消えた気が。
突然のナンパに、驚いたように目を見張っているのが好奇心を感じさせます。
口元に手の平を当てて明るく笑うのが、快活な毎日が透けるようです。
可愛いという言葉に反応して、少し照れたような、はにかんだような笑みを見せたときには、今はズバッと切り込んで、ダメというのを押してみてと思わせました。
可愛いねという言葉に反応する熟女は、いや、すべての女性は、受身の姿勢となっているからです。
たぶんですけど。
目的は最初にキチンと話したほうがいいです。
それが例え脱がせたいというエロ目的だとしても。
おだててなだめて、一気に折り合いをつけるその最中に、前振りだけはそれとなくしておきます。
・・・・ いやっ!
この奥さん!
んんっ
写真はムリか!
ムリなのか?
だめだァ!
でも!
お茶は?
いけるの?
どうなの?
いや!
でも!
どうしよ!
交換条件でないとなあ!
先に写真の!
ううぅぅううううぅぅ!
何を言うのかよりも、いつ言うのかのほうを気をつけているのですが、まあ、こういったものは、上手くいくときは、たとえ寝転がって話しかけても上手くいく、ということでしょうか。
身も蓋もない言い方ですが。
で、イヤイヤしているところを、ゆっくりと考えてみてとLINE IDを交換。
ちょっと連絡先を交換したのが早すぎたかも、とどこかで思いながらバイバイすると、ニコリとしながらペコリと頭を下げて、地下鉄の階段を降りていきました。
あとはもう、野となれ山となれ。
お祈りするしかありません。
赤いクリップの看板のビルは、新しく移転した文具の伊東屋。
去年にライブ配信をした景子奥さんは、この辺りでナンパしました。
文具店にいる熟女って素敵だし、ゲン担ぎにここで声をかけようと、店舗の入り口付近をブラブラして、最初に目が合った熟女に声をかけて、なんてことはなく小走りされました。
また目配せして、次に目が合った熟女に声をかけると、キャッチセールスの類に間違われたらしく、「けっこうです」と手を振りながら足早に素通りされました。
まあともかく。
リズムに乗れてきてます。
人が行き交う雑踏は、リズムを放ちます。
このリズムに乗るのを繰り返しながら、歩行者天国をぶらついて、あと少し声をかけるつもりです。
もう1人くらいは、脱ぎの写真の話ができたらという辺りが目標です。
さらに1人の熟女に声をかけて、あっさりと素通り。
後ろ姿を見送って、身体の向きを変えると、今度は年のころ40代の熟女が歩いてきます。
黒いパンプスの足元はブラブラと。
軽く腕を組んで。
歩調のタイミングはぴったりなのだけど、デカいサングラスに鍔が広い帽子。
手も足も出ないとはこのことで、視線と表情を見ることができないと、私のナンパは封じられます。
・・・・・ うむ。
やむをえまい。
うろたえるな。
いや。
でも。
あんな奥さんにさ。
淫語言わせたい。
いかん。
独り言はいかん。
その次の熟女は。
小振りなおっぱいのラインのワンピース姿で、ゆっくりと気持ちよさそうに歩いてきます。
紺色のノースリーブのワンピースには、白い花びらがプリントされてます。
目を向けていると、すぐにこちらの気配を感じた様子で、歩調は変わらないまま。
小さく手を挙げて、目礼の挨拶しました。
「どーも」
「・・・」
目の端でチラッと、こちらを見た後のその熟女は、すぐに前を向きなおしました。
鎖骨が浮き出た首元。
眩しいくらいに白い二の腕。
口元には好奇心が含まれた笑みが浮かんでいる気が。
「こんにちわ」
「・・・」
私は立ち止まって、半身になって声をかけながら、視線の脇では足元の動きを確かめて。
もう1歩踏み出して、手の平をお腹の前に差し出してみました。
少しぶらついた足元は止まるかと思ったのに、歩調を合わす瞬間がチグハグで、そのまま1歩離れて2歩離れて、やがて5歩ほどの間が空いて。
私はワンピースの後ろ姿を見送りました。
ワンピースの背中は広めに開いて、髪をアップにしたうなじを見せつけているようです。
・・・・・ あああ!
あの奥さん!
いけたのか!
いけたのか!
逃したか!
どうなの?
いけたのか!
マジかぁ!
が、私のナンパは、ダメならダメで、さっさと次にいくというのを前提にしています。
ひたすら正面突破あるのみの正攻法です。
その次の熟女は。
足を向けて1歩だけ近づくと、こちらの気配を感じたみたいで、チラッと目を向けました。
同時に軽く手を挙げて、さらに2歩進めて、いつも通りに声をかけました。
「どーも」
「・・・」
黒髪のショートカット、セルフレームの黒縁の眼鏡をかけていて、歳の頃は40代前半というところ。
表情は変わらずですが、こちらに向いた目には、警戒は浮かんでません。
「こんにちわ」
「・・・はい」
声をかけながら、3歩ほど足を合わせると、向こうの足元はワンテンポしてから止まりました。
薄めのお化粧と色白なのが、落ち着いた印象をさせる熟女です。
悪く言えば地味かも。
「すみません、突然」
「・・・いえ」
「ヒマなところ」
「・・・いえ」
ニコリともせずに返事をしたあとは、私が手にしているデジカメに、目線が向いたのがわかりました。
もう今、写真を撮らせてと用件を切り出してもいいかも。
「誰かお姉さんがいないかなって思って歩いていたら、目があっちゃったんで」
「・・・」
「思わず声をかけたんです」
「・・・」
「お姉さんの写真を撮りたいんです」
「えっ」
お姉さんと呼んだときには、口元には笑みを浮かべましたが、それ以上には表情を崩すことはありません。
少し驚いた表情は出しました。
不快は表情には浮かんでないので、もっと話してもいいかも。
「あのね」
「・・・」
「趣味の写真をね、練習も兼ねて撮ったりしてるの」
「・・・」
「ホラ、このカメラ」
「・・・」
「趣味だから顔は写さないし。歩く後ろ姿とかね。雰囲気っていうのかな」
「・・・ふーん」
「時間もとらせないんで」
「・・・」
「いい?」
「・・・」
「これ見て?」
「・・・」
「ホラ、免許証」
「・・・」
「坂本と申しますので。これ年齢、住所」
「・・・それはいいですけど」
「いい加減だったり、適当なことはしません」
「・・・フッ」
「もちろん心ばかりの謝礼もしますんで」
「謝礼?」
「どっかこの辺りで、なにかいい店があったらゴチするんで」
「・・・」
安心感がでるかなぁと、ただなんとなく免許証をチラッと見せたのだけど、意味がありませんでした。
チラッとだした謝礼への食いつきもありません。
写真を撮らせてにも戸惑いが浮かんでません。
「ちなみに、お名前は?」
「中野です」
「いやいや、下の名前は?」
「カズエです」
「あ、じゃあさ」
「・・・」
「カズエちゃんって呼んでいい?」
「・・・フッ」
その熟女は、いやカズエさんは、いや奥さんは。
あくまで真面目な対応で、ところどころ鼻で「フッ」と笑います。
本来、鼻で笑うのは軽蔑の意味がありますが、このときは親しみは感じました。
「ちょっとこっち」
「・・・」
「ここに立ってみて」
「・・・」
会話が転がりませんが、構わずにデジカメを振りかざして、スナップ写真を撮る仕草をしました。
返事の代わりに、奥さんの足は一歩動きました。
この感じだと、スナップ写真は撮れそうです。
「じゃあさ」
「・・・」
「お試しで」
「えっ」
「ちょっと撮ってみるね」
「もう、ですか?」
「うん」
「・・・」
「顔は撮らないので」
「・・・」
「ダメなのは削除するんで」
「・・・」
でも、すんなりと進み過ぎなのが、私の中では黄色信号です。
「あやしい」だとか、「へんなのでしょ」からの、「変な人」だと言わせて、もうちょっとキャッキャッしたり。
そこを押してからのイヤイヤ感をいじって、抵抗感を溶かしたり、わだかまりを隠したり壊したり。
それからだと「じゃあ、脱いで」と手を延ばしやすいのです。
~ 続く ~