ナンパした六十路の熟女は、脱ぐのは考えてみるということに。
- 2016/12/02
- 23:52
「美恵子さ」
「えっ」
「あっ、呼び捨てしちゃった」
「・・・」
「まいっか」
「・・・」
「で、美恵子さ、どうする?」
「なにがですか?」
「暑いんだったら脱いじゃおうか」
「・・・ダメです」
「そのまま歩いて」
「・・・」
「撮るよ」
「・・・」
「でさ、キャミソールだったらいいじゃん」
「・・・ダメです」
「今すぐじゃなくって」
「・・・」
「ギプスが取れたら」
「今、断るっていうんじゃなくて」
「・・・」
「ゆっくりと考えて欲しい」
「・・・うーん」
「オレ、待つからさ、ずーと」
「・・・うーん」
「それでダメならダメで、ハッキリと断って貰っても構わないんで」
「考えてみるだけ」
「・・・」
「ね?」
「・・・考えるだけでいいですか?」
「うん。それでやっぱダメだったら、そのときはキッパリと断って」
「ええ」
「オレ、慣れてるからさ、断られるの」
・・・・・ 今すぐには。
返事をいわせず。
逃げ道を見せる。
いつでも断わることができると。
どれだけあとは。
思い直させることができるか。
そんなところか。
「ちなみにさ」
「はい」
「恥ずかしいだけじゃなくって」
「ええ」
「ダンナさんに悪いってのがあるの?」
「うーん」
・・・・・ この感じ。
たぶん。
ダンナは大丈夫だ
ホントにヤバイときは。
女のほうからいってくる。
「今日は突然だったからね」
「ええ」
「次回はさ、キャミソールだね、もちろん顔を出すことはないし」
「・・・でも」
「どうしたの?」
「・・・なんていうのか」
「うん」
「人に見せれるものではないので」
「あぁ、大丈夫だよ」
・・・・・ あっ。
この感じ。
なんか。
ちょっとだけだったら。
脱ぎそうな気が。
「いいの、ほんのちょっとだけで」
「・・・」
「今さ、女の裸っていうとポルノ扱いでしょ?アメリカンっていうのかな?」
「そうですね」
「欧米だとさ、なんで嫌がっているのに脱がすんだってなるらしいよ。審査するとこが許可しないんだって」
「・・・」
「だからみんな、ニコニコして脱いでるでしょ?オッケーなんていってさ」
「ええ」
「そういうんじゃなくて、日本風にしたいの」
「・・・」
「恥ずかしいっていう部分を、もっと重点的に」
「・・・」
「その心の動きが味わいでしょ。だから写真も撮るし話も聞くし」
「恥ずかしいってさ、日本独特の文化みたいなものでね」
「ええ」
「この前オリンピックあったでしょ?」
「ええ」
「で、なるほどなって思ったんだけど、マラソンで選手が転ぶじゃん」
「ええ」
「そうすると、選手の地元の人が肩を落としたり、お母さんが泣いたりするのをテレビ中継するでしょ?」
「そうですね」
「でも欧米はね、タイムがこうなりました、順位がこうなりましたっていう状況を伝えるだけなんだって」
「ふーん」
「確かにさ、選手が転んだのと、地元のお母さんが泣くのって、ぜんぜん関係ないじゃん」
「そうですね」
「順位が変わるわけでもないし、タイムが早くなるでもないし」
「・・・」
「でもね、日本人はそこで、ま、いってみれば妄想するでしょ?・・・あぁ、こうなんだなって」
「ええ」
「たぶんだけど、それと同じで美恵子さんが脱ぐ」
「・・・」
「ドキドキするでしょ?オレもね、会員さんも。それがいいの」
「・・・」
「それをネットでリアルタイムで見たりとかね」
「・・・ネットで?」
「場合によりだけど」
「・・・」
「写真と文章と配信を組み合わせて、会員さんに見せるの」
・・・・・ ネット配信のことは。
何もいってこない。
よくわかってないのかも。
「熟女は素晴らしい、すごくいいいんだって」
「・・・」
「美恵子さんが、ちゃんと納得して、・・・納得?」
「・・・」
「納得じゃないな。・・・なんだろ?」
「・・・」
「あっ、わかってくれてか!美恵子さんが!こっちの気持ちを!いや、我々の気持ちを!」
「・・・」
「それで、ちょっと脱いでくれた。だから満足。・・・そういうことか!」
「次に撮るときは、触ったりしないし、困らせることもしないし」
「・・・」
「できるだけでいいの」
「・・・」
「その気持ちが動くところを、写真と文章と配信で見せるから」
・・・・・ もっと今は。
グイグイと押して。
お茶のときに謝ればいいか。
「あっ、そっか」
「・・・」
「脱いでって説得してもイヤだってなるから、北風と太陽か!・・・オレは太陽になる!」
「フフッ」
「いや違う。美恵子さんが太陽だ。原始、女性は太陽だったってね。誰かいってたな」
「フフッ」
「ホントだよ。女性にはパワーがあるからさ」
「フフッ」
「あれっ、なにいってんだろ、オレ」
「・・・えっ、なに?」
「坂本さんは」
「うん」
「どんな文章を書くんですか?」
「あっ、あぁ。・・・文章かぁ」
「ええ」
「いや、このままだよ。日記みたいな感じかな」
「それ見せてください」
「えっ、ダメダメダメダメ」
「なんでですか?」
「いや、だって。・・・小○生の作文だよ。今日は奥さんが歩いてました、ナンパしましたって」
「それでいいですよ」
「いやいや、読んでもつまらんよ。だって美恵子さん、読書好きなんでしょ?・・・そんな人にとても」
「いいですよ、見せてください」
「・・・」
「うーん。・・・じゃ、文章見せたら考えてくれる?」
「ええ」
「えっ、ホント!それだったら見せる!」
「フフッ」
「でもなぁ。・・・やっぱ男だからさ、妄想ばかりだし」
「ええ、大丈夫ですよ」
「まあ、やりてぇとか」
「フフッ。大丈夫ですよ」
「いや、・・・セックスしたいとかもあるよ」
「そんな怒りませんから」
・・・・・・ いや。
それはそれで。
まずい。
どうしよ?
「ただね、卑しめるようには書かないから。オレ、ホントに熟女が好きだから」
「大丈夫ですよ。何て書いてあっても」
「熟女って言葉が登場して、まだ15年くらいで」
「ええ」
「オレの20代の頃はさ、一回り以上の年上が好きっていうと変態っていわれた」
「・・・」
「マザコンじゃないのって気持ち悪がられた。口にも出せなかった。冬彦さんブームもあったし」
「ええ、そうですね」
「ビデオもさ、年増ビデオとして、SMなんかと一緒にマニアの棚にあったしね」
「・・・」
「その反動だね」
・・・・・ そもそも。
オレはなんで?
いい歳して。
何をしたいんだろ?
ルミネの脇から銀座ナインを抜けると、数寄屋橋の交差点に到着しました。
交差点の角には不二家レストランがあって、その上階には星乃珈琲店が。
パンケーキを食べたいという彼女に合わせて、謝礼は星乃珈琲店になりました。
雑踏で話してから、静かな店内に座ると、2人の間の空気が変わる気がします。
これからは勢いが落ちるなと、どこかで思わせました。
もう話はここまでです。
・・・・・ それと。
悪ノリしたことも謝ろう。
問題は日記か。
なんて書こう。
星乃珈琲店に入り、飲み物とパンケーキを注文。
焼きあがるのに、20分かかるとのことです。
デジカメを向けられることがなくなった彼女は、可愛いフニッとした目元をしてニコニコしながら話してます。
「美恵子さん」
「はい」
「さっき呼び捨てにしてゴメンね」
「フフッ。・・・いいですよ」
「でも頑張ってくれたね」
「いえ」
「ありがとう」
「・・・初めてなものですから」
「びっくりしちゃったのかな?」
「ええ。・・・ギプスもしてるし」
「恥ずかしかった?」
「当たり前ですよ」
「あのさ、奥さん同士でエッチな話とかしないの?」
「そんな、しないわよ」
「そう」
「そんなこと話したら、なにあの人って言われちゃいます」
彼女の年代の女性は。
セックスの話をする人は、変態と言われていた世代かもしれません。
エッチするという語源は、変態の頭文字のHからきていると聞いたことがあります。
「・・・昭和はそうだよね」
「今の若い子とは違うのよ」
「うん」
「昔はね、夜の9時に帰ったものならね、嫁入り前の娘が何をしてるんだって怒られたんですよ」
「それは、・・・美恵子さんの親が特別に厳しかったとかじゃなくて?」
「ううん。普通でしたよ」
「ふーん」
「大宮から都内に通勤してOLしていて、それですから」
自由になれると思って結婚したのは、24歳のとき。
しかし出産をして子育てをしたら、そうでもなくなったと話します。
ダンナとは同い年で、お互いが動物好きなので、いまだに仲がいいとも。
浮気はしたことはないですと、何度も聞いてみたら、可愛い困り顔で答えてくれました。
もうこの歳だし体力もないから、そういったことは諦めてますと、照れながら言うのが可愛いです。
ということは、彼女の男性経験は。
ダンナも含めて2人か3人位なのかなと、私は密かに興奮してました。
「そっかぁ。真面目なんだね」
「そうなんですよ」
「今日は突然だったし、ムリさせちゃったかな」
「でも、楽しかったですよ」
目をフニッとさせて笑みながら、今日は名前で呼ばれたのも新鮮だったとのこと。
結婚をすると苗字が変わって、○○さんの奥さんと呼ばれて。
そして子供が生まれたら、今度は○○君のお母さんと。
ダンナも名前で呼ばなくなる。
それだから名前で呼ばれたのが久しぶりなのと、また可愛く照れてます。
パンケーキを食べてから、LINE IDを交換して、遅くならないうちにと星乃珈琲店を出ました。
相手と連絡先を交換してからは、頻繁にはやりとりはしません。
私から連絡するのは、次回に会う日程のこと位です。
もっと連絡を密にすれば、また展開も違うかもとは思ってます。
「パンケーキって初めて食べた」
「ごちそうさまでした」
「うまかった」
「それと、坂本さん」
「なに?」
「どんなのを書いたのか、見せてくださいね」
「・・・うん。なんか宿題を出されたみたいだなぁ」
「フフッ」
「じゃ、美恵子さん、そっち?」
「ええ」
「オレ、こっちだから。・・・それじゃ」
「ええ。ではまた」
「うん。また転ばないでね」
「ありがとうございます」
スーとおじぎをした彼女は、数寄屋橋の地下通路への階段を降りていきました。
あとは彼女自身が。
1歩踏み出すのをお祈りするだけという、まったくの相手まかせ。
私のナンパはこんなもんです。
自分自身にチカラがあって、なんとかできると思うほど、私は自信家ではありません。
そして、1ヶ月以上過ぎてしまいました。
本当はブログ用の日記を書いてから、本人に見せる用の日記もと、2通りを作成するつもりでした。
が、そんな器用なことはできる筈もありませんでした。
それから。
彼女をナンパしてから2ヵ月近くになって。
やっと日記を書き終えたのです。
1回だけLINEをしてみたところ。
ギプスは取れたので、時間の都合がついたら連絡しますと返信がきました。
日記のプリントはしました。
あとは次回に、彼女が見るだけです。
果たして。
この日記を読んで、本当に脱いでくれるのでしょうか?
~ 続く ~
「熟女を脱がす動画」のご案内 ←動画
FC2ライブアダルトでライブ配信をしてます。 ←ライブ配信の案内
46歳の熟女、景子奥さんのプロフィールと配信の終了まで。 ←4人目に脱がした熟女
43歳独身熟女、由美さん、それから。 ←3人目に脱がした熟女
恭子奥さんのプロフィールと配信履歴をまとめました。 ←2人目に脱がした熟女
信子奥さんのライブ配信のまとめです。 ←1人目に脱がした熟女
2015年の熟女ナンパの経緯と方法
10月の出来事
今までは「ナンパです」と話を切り出したこともあります。
が、熟女の場合は、すんなりと受け止めない感触です。
「ナンパ」という単語から、瞬間にイメージされるのが。
「お茶」「食事」「飲み」「連絡先交換」「ホテル」あたりだとすれば。
その延長線が拒否に繋がって、抵抗されているのでしょうか。
家庭があるからなのか、こちらが中年男だからか、小太りだからか、顔面なのか。
あるいは。
ナンパで嫌な思いをしたのか、やっぱり私の雰囲気が生理的にダメなのか。
上記を全部ひっくるめてなのか。
ともかく取っ掛かりが「ナンパ」からだと、熟女は逃げの姿勢になる気が。
11/27 up 東京国際フォーラムで、巨乳の熟女をナンパして写真を撮りました。
11/28 up 胸の谷間の写真を撮られて、恥ずかしいと呟く60代の熟女です。
11/30 up タイトスカートのムチムチのヒップラインは、60代にしては弾力が。
12/03 up ナンパした六十路の熟女は、脱ぐのは考えてみるということに。
9月の出来事
続いていた雨が止んだある日。
早めに仕事が終わり、丸の内仲通りをブラブラとしてました。
丸ビルの自動ドアから姿を見せたのは、黒いワンピース姿の熟女。
ゆっくりと歩いていて、目線が左右に動いてます。
2歩ほど近づいただけで目線が合い、瞬間に「どーも」すかさずに手を上げると、少し歩調が緩みました。
さらに3歩ほど進んでから「こんにちわ」と声をかけると。
迷うように足元をクロスさせながら足は止まりました。
10/13 up 丸の内仲通りで熟女をナンパして、スナップ写真を撮りました。
10/23 up 50代の熟女を、どうやって脱がそうかと思いながら写真を撮りました。
11/03 up 母親の顔を見せた50代の熟女に、密かにエロを感じて興奮してました。
11/06 up 着衣のままで、おっぱいとお尻のラインを撮らせてと言ってみました。
11/12 up 五十路の子持ち熟女を、ライブ配信で脱がすのは未定となりました。
4月の出来事
成り行きに流されるナンパだと、目的から遠ざかってしまうというのは、15年前にわかったことです。
偶然と勢いに頼ったナンパを変えるつもりです。
偶然の反対側は必然だとすると。
この必然さがある流れを、自分でつくらなければならないとです。
1年前にナンパを再開するときには、そう思ってましたが、未だに作れてません。
ナンパの流れが、どうもブレている気がしてならないです。
流れを作る動きを思い出そうと、4月のその晴れた日、渋谷でナンパをしてました。
やはり色々と記憶が蘇ります。
04/30 up 久しぶりに渋谷でナンパして、五十路の熟女とLINE交換しました。
05/10 up 目線と歩調を重視して声をかけるナンパ方法を思い出しました。
06/05 up 渋谷センター街で50代の熟女をナンパするのはあきらめました。
3月の出来事
3月になりました。
ハロウィンからのナンパの状況は、進展なしというところです。
これまでにナンパをして、メールやらLINE IDやらの交換した熟女もそれっきり。
マメに連絡を取り合えば、どうにかなったのかもしれないけど、なんとなく放置してしまいました。
脱がすことができた、信子奥さんや恭子奥さん、それに由美さんと景子奥さんは、自然消滅が決定というところでしょうか。
プライベートでも、なにもありません。
そんな3月の平日のこと。
すっかり暖かくなってきて、体がムズムズとしてきてました。
久しぶりにナンパをしてみようと思えてきたのです。
03/09 up 六本木ヒルズでベージュのコートの熟女をナンパして失敗しました。
03/13 up 六本木の美術館で熟女と出会うという計画は崩壊しました。
03/27 up 暖かくなった3月の平日の夜に、銀座中央通りで熟女をナンパしようとしました。
04/03 up 可愛い困り顔をしたショートカットの熟女はナンパ失敗です。
ブログ更新履歴
|記事一覧|
2015年|12月|11月|10月|9月|8月|7月|6月|5月|
Contact
自己紹介 ←プロフィール
@sakamoto_taro ←Twiteer
返信の遅れがあるのをご了承ください。 ←メールフォーム