熟女を脱がすブログ

赤坂のニューオータニのチェックインは14時から。
すでにフロントには30人は並んでいた。

列に加わる。
後ろの若いカップルは、3ヵ月前に予約したと話している。

彼女から遅れそうだとLINEが。
郵便局が混んでいるらしい。

このままでは、15時からの配信は間に合わない。
余裕をみて16時からと、Twitterに投稿。

チェックインが終わり部屋に入る。
15階だ。
眺望がいい。

夜になったら。
この窓際で立ちバックもいいかもしれない。
駅弁もするか。
風呂も一緒に入るか。

でも妄想ばかりしていられない。
さっそく準備だ。

まずはベットを動かした
窓際のスペースを空けるだめだ。
そこでじっくりと脱衣の鑑賞。

バックを開けて、レターデスクの上に一眼レフを置いて。
ベットの上に小道具を並べた。

一脚にWebカメラを取り付け。
ノートパソコンを開いてUSBを接続。

Wi-Fiには簡単に接続完了。
FC2にもログイン。
Webカメラを認識しているのを確認。
機材は問題なし。

あとは配置か。
ノートパソコンは部屋の真ん中辺りに置くことにした。
そこを軸に、窓際とベットをWebカメラで写せるからだ。

椅子の上にノートパソコンを置いて。
電源の延長コードを持ってきてよかった。

このセッティング。
思ったより時間がかかる。
やはり15時からはムリだった。

15時30分あたりになって。
彼女からフロントに到着したとLINEが。
迎えにいくつもりだったのだけど、部屋番号を伝えた。
まだ、準備が完了してなかったからだ。

しばらくして。
部屋のドアはカチャリと。
彼女が「こんにちわ」と入ってきた。
帽子にコート。
足元はつま先が尖っているショートブーツ。

「あっ、写真まだ撮ってないや」
「撮る？」
「うん、まって」
「・・・」
「はい、撮った」
「ねえ、坂本さん、わたし、タイヘン！」
「どうしたの？」
「ハイヒール忘れちゃったの！」
「ああ、そういえば、そうか」
「でしょ？網タイツにはハイヒールだと思ったのよ」

よほど。
網タイツが好きらしい。

で、これからウィッグをつけるとのこと。
それでもなんとか。
16時には間に合いそうだ。

「あっ、まだ準備してるから、ちょっと座って休んで」
「うん」

窓際の椅子にちょこんと座った彼女。
で、スマホで風景の写真を撮っていた。

「あっ、オレも写真撮ってない。・・・窓からも撮るか」
「ねえ、坂本さん」
「なに？」
「こういうので、なにか収入があるの？」
「いや、ないよ。趣味だから」
「そうなの」

彼女は、ホテル代を気にしたらしい。
主導権を握るとかいう思惑もないようだ。
自分の考えすぎだった。

ただ単に。
ワガママを言いたかっただけかも。

「これは趣味だからね」
「でも、・・・先々は何か考えてるの」
「うーん、どうなんだろ」
「何もなしでやってるの？」
「うーん。・・・まあ、エロを語る場を作りたいなあ」
「えっ、どうやって」
「いや、その辺りは、何も考えてないけど」
「・・・」

確かに。
彼女からすれば。
こんなことやっているのが、不思議なのかも。
そもそも自分も、まだ何をしたいのか分かってない。

とりあえず、やりたいこととして。
彼女で射精をしたい。
そんなところだろうか。

で、最初の問題が起きた。
彼女がなんのきなしに、ノートパソコンの画面を覗いて。
FC2ライブというのを目にして。
写真はいいけど、配信はしたくないといい始めた。
ここは細心の対応をしないといけないようだ。

彼女には事前に。
インターネット配信とだけ伝えてあった。
Youtubeみたいなのね、とその時に応えた彼女。
今回はショート動画だと思っていたらしい。

でも気にはなったらしい。
検索しているうちに、たまたまFC2ライブを見て。
画面に流れる荒らしコメントにビックリしたとのことだった。

「大丈夫だよ」
「でも、ヒドイのよ」
「オレがコメントには対応するから」
「でも、なんであんな乱暴なこと言うの？どういう人たちなんだろうね」
「たぶん、若者じゃない？」
「でもね、すっごいの。もうね、早く脱げっていってるの。足広げろとか」
「命令口調ってヤツだ」
「ものすごい乱暴なの」

まあ。
言ってることはわかる。

何かをすれば、何かを言われる。
気にしていたら、何もできなくなる。
それだけのことなんだけど。

擁護もすれば。
端的にコメントするときもある。
「早く脱いでください、お願いします」よりも。
「早く脱げ」のほうがコメントを送りやすい。

でも今は。
そんなことを言っても始まらない。

別れた嫁に鍛えられた、お願い力を発揮。
大好きだというプリンとアイスカフェを、コンビニまで買いにいく。

熟女のワガママって。
手に負えない。

新館のコンビニまでがけっこう歩く。
往復して15分。

この時点で配信開始は16時30分にずらすことに。
Twitterに投稿。

機嫌を直した彼女。
簡単な打ち合わせ。
やっとスタートした感じだ。

が、配信中は。
声は出せない。
全部は脱げない。
50分は長い。

ああでもない、こうでもないと。
また見切り発進かも。
気持ちが焦る。

セクシーランジェリーをプレゼント。

2種類の網タイツには喜んでいる。

セクシーランジェリーには驚き。
Tバックは履くけど、キャミソールは捲れないと。
着替えは見せれない。
手ブラもできない。
足も開けない。
肩紐外しもできない。
やっぱ50分は長いとも。

一応、入れておいたリアルディルド。
彼女はビニール袋から取り出した。
で、興味はありそうな感じで手にしている。

まあ今夜は。
本物を咥えさせるのだけど。

そして彼女は。
洗面台にいきウィッグをつけている。
ああでもない、こうでもないと言いながら。
やがて着け終えたようだ。

ウィッグをつけ終わると、雰囲気が変わっていた。
後ろ姿だけみると、50代には見えない。
40代、いや30代でも通りそうだ。

今夜は。
この窓際で。
後ろ姿は若いのに、ケツは五十路という立ちバックか。

「ねえ、プリン食べたい！撮って！」
「えええっ」

すでに16時25分なのに。
こんなプリンなんて撮ってる場合じゃないのに。