熟女を脱がすブログ

10月が終わる夜。
この前のライブ配信の景子奥さんからのメールは返信がきません。
次はどうなるのかも、まだわかりません。

・・・・・　素人の奥さんって。
むずかしいな。

そんなことを考えていたのは、変な時間に寝たせいか目がさえていたからです。
そして突拍子もなく。
深夜の六本木にナンパに、・・・いや出会いを求めにいこうと思い立ちました。

離婚した独身男の特権です。
とりあえずバーにいって、体力があればクラブにいってもいいかも。
こう見えても20年前は、けっこうブイブイいわせた私です。

終電で深夜の六本木にいけば、ハロウィンとはいえ、多分それほど人はいないだろうと。
出会いも何もなければ、そのまま始発で帰ればいいし。
なんだかウキウキしながら、地下鉄に乗り六本木まで向いました。

しかしです。
六本木駅で降りたのはいいのですが、ホームは人でいっぱい。
仮装というよりコスプレをした若年層に挟まれて、アウェイ感もいっぱいです。

・・・・・　熟女は1人もいない！
あたりまえか！
やっちまったぁ！

「ちょっと失敗をしたかな・・・」と首をかしげたのです。
いずれにしても終電なので、後戻りはできません。
六本木交差点方向に人がたくさん向ってるので、六本木ヒルズの出口に向いました。

六本木ヒルズを抜けて、けやき坂を歩くと、まったく人はいません。
もうすぐイルミネーションがつくのでしょうか。
イルミネーションが木に巻きついてます。

六本木交差点に向うと、だんだんと人が多くなってきます。
終電が過ぎれば人が少なくなるというのは、ハロウィンに限っては違うようです。

芋洗い坂を道を歩いているほとんどの人が酔っ払ってます。
シラフの私は、とてもナンパどころではありません。

六本木交差点に近づくと、笛のピーピーと鳴る音が。
どっかのヤツが吹いているのかと思ったら、街頭警備の警察官が笛を拭いているようです。

このアウェイ感ったらありません。
私のナンパ方法は、昼間の明るい場所で熟女でなければ。
そんなことに今になり気がついたのです。

・・・・・　しまった！
やってもうたぁ！

夜間は酒も飲みながらナンパをしたほうが自然にできるのかも。
しかし今日は無理です。
感じのいい熟女は、1人として歩いてませんから。

警察官が交通整理を行っており、人だかりが車道に出るのを防ぐ笛の音が響き渡ります。
機動隊の車の上の警官がアナウンスをしてます。

「みなさま、押し合いますとケガをします」
あれが去年、話題になったDJポリスなのでしょうか？
真似をすればいいってもんじゃありません。

「ケガをして帰ると家族の人が悲しみます。よきハロウィンにしましょう」
なんともしっくりとこないのが、公務員を感じさせます。

六本木通りにはちょうちんが飾ってあります。
オープンテラスがあるバーには、ぎっしりと満員で立錐の余地もありません。
コンビニの前には、空き缶やビニール袋が散乱してます。
道端に座りこんでいる若者も多数です。