熟女を脱がすブログ

日本橋三越本店の新館のエントランス付近で。
中央通りの向こうが夕焼けになってます。
あと30時間もすれば暗くなるかも。

「どーも」
「・・・」
「こんちわ」
「・・・」

ぷいっとした感じで、向こうに歩いていく熟女。
あえなく後ろ姿の見送りです。

次に足が止まったのは、さらに2人ほどの熟女が無視して素通りしてからでした。
挨拶をしながらこちらが足を止めると、相手も足が止まりました。
ふともにピタリと張り付いたチノパン。
ピンクのカーディガンに、白いブラウスとトートバック。
コスプレ写真と言ってみると、警戒の色を目に浮かべて、早々に立ち去ります。
後ろ姿を見送ると、チノパンにはパンティーラインが浮かんでます。

・・・・・　うーん！
コスプレ写真って。
熟女には反応悪いのかな。
うーん。
やけくそだ！
ハロウィン記念とか言ってみるか？

中央通り沿いを進んで地下道を歩き、コレド室町にいきました。
2014年にオープンした商業施設ビルで、日本橋の老舗店舗が揃ってます。
無料シャトルバスがコレド室町の前から出ていて、銀座から東京駅と巡回してます。
映画館もあるので、ヒマしてる熟女がいないかなとブラつきました。

そして前からは。
ムチムチのホワイトジーンズの太ももの熟女が。
薄いブルーのカッターシャツ。
すぐにこちらに気がついた様子。

「どーも」
「・・・」
「こんちわ」
「・・・」

歩調は合わせて、横顔の口元はニコニコさせて話は聞いてます。
ですが目を合わさずに、足も止まる気配はないです。
5歩ほど進んでから私は立ち止り、後ろ姿を見送りヒップラインを視姦しました。

コレド室町の地下階には、タロー書店という本屋さんが。
思わず少し立ち寄りました。

長居したタロー書店から中央通りに出ると、すっかりと日が暮れてました。
明日から仕事だというような空気の、パワーが消えた暗い人通り。
三越本店も閉店の時間です。

・・・・・　ここまでか。
どうしようか。
まっすぐ帰ろうか？

三越本店の新館に向って、すぐ左には地名ではない日本橋がありあます。

日本橋から東京駅八重洲口までは歩いて10分足らず。
中央通りをまっすぐ銀座まで歩いても、15分ほど。
途中でメシでも食べて帰ることにしました。

日本橋を渡る中ほどからは、高島屋が見えます。
手前のクレーンが建っている工事区画に、やがては新築されるようです。

今のうちに、昭和の百貨店を味わおうと店内に入りました。
家庭のある熟女は家路についているらしく、すでに高島屋の店内は閑散としてます。

そして明るいエントランスにいると。
デカいサングラスを頭にかけた、年のころ40代の熟女が歩いてきます。
顔立ちなのかメイクなのか、気が強そうな雰囲気。
しかし目線と歩調のリズムが合えば、どんな相手でもやることは同じです。

「どーも」
「・・・」
「こんちわ」
「・・・」

軽く手を上げると、すんなり足がスッと止まる熟女。
気が強そうというのは、まったくの私の勘違いでした。
目尻にシワを浮かべて、人懐こい笑みを受かべる熟女です。
慇懃無礼な写真の話もちゃんと聞いて、考える素振りも。

・・・・・　よっしゃよっしゃ！
手ごたえあり！

「どこかで座って話そう」
「うーん。・・・今日は帰らないと」
「そうだよね、じゃあさ、今週中にもう1度会って、改めて話だけきいて。今日は突然だったし」
「・・・うーん」
「ムリだったら、そのときにハッキリ断ってもらえたら。そしたら僕もあきらめるんで」
「・・・うーん」
「今日、時間とらせたお詫びとして、そのときにケーキでも食べよ」
「・・・うーん」

そうしてメールアドレスを交換して別れました。
気が変わりますようにと、お祈りするだけです。

ナンパしてメールアドレスなりLINE IDなり交換して「また会おう」となる割合はどのくらいでしょうか？
私の場合は、ざっと半分以下になります。
いや、半分どころではありません。
10人に1人ほどでしょうか？
「また会おう」という内容のメールを1回だけは送りますが、ほとんどは折り返しなし。
死屍累々、あとは野となれ山となれ。
1回メールを送った後は、基本的にお祈りしてるだけ。
まったくの相手まかせ。
まあ、私のナンパはそんなもんです。

・・・・・　うむ！
もっとガツガツがよかったのかも。
ここまでか！
無念！

高島屋を通りすぎる中央通りを進むと、すぐに日本橋3丁目の交差点。
この一角の階段を下りると、八重洲地下街の端になります。
もう少し歩くことにしました。

さらに進むと京橋です。
休日の夜の一帯は薄暗くて、人通りもありません。

今日のナンパ方法を振り返りました。
最初の取っ掛かりのときの「ナンパです」は変更です。
「写真を撮らせて」と言うほうが、スッキリとシンプル。
感触もいいです。

そこからの、鑑賞写真か、フェチ写真か、コスプレ写真か。
視姦の写真までいけば、ライブ配信までは進みそうな感触はあります。

しかしもはや、牧歌的なナンパの原型をとどめてません。
なにかの営業なのか、勧誘なのか、キャッチセールスなのか、訳わからない状態になっちゃってます。

すぐに銀座通り口の信号に。
中央通りの空気が変わりました。

いずれにしても。
エロい写真を撮るんだよとは、正直に最初に言っておかないといけません。

後から言えばいいのでは、と考えないでもないです。
しかし後で話して脱がせられるのなら、最初から話してでも脱がせられる可能性はあります。
タイミング次第なので、先に言おうが後に言おうが変わらないと感じてます。

それに。
後になってからエロい写真を切り出すと、不信感を持たれます。
その場はいいかも知れませんが、その後のライブ配信までが続きません。

銀座1丁目信号に到着です。
中央通りはだいぶ明るくなり、人通りも増してます。

いずれにしても。
ひたすら正面突破あるのみ。
歩いている熟女に正面から声をかけて、足を止めさせて5分ほど話す。
玉砕したなら次にいくという、強気の正攻法のナンパを繰り返すしかありません。

中央通りを2分も進めば、松屋銀座に到着です。
目の前を40代の熟女が、2人で連れ立ってゆっくりと歩いてます。
どうやら片方が旦那の愚痴を言い、もう片方がうなずいて聞いてる様子。
聞き役の熟女が、うなずきながら相槌を打ってます。
そうして「ホント、生活ってなんの夢もないですからねぇ」と。
奥さん達の甘い声の家庭生活の愚痴を、私は背後でうっとりと聞いて、胸いっぱいに萌えてました。

日本橋三越から銀座三越まで踏破しました。
歩道の脇に立ち、しばらくの間は人通りを眺めてました。
家族連れがいなくなってますが、交差点にはまだ熟女の人通りがあります。
もう少しナンパをしてみようと、私は背筋を伸ばして目配せを始めたのです。

「どーも」
「・・・」
「こんちわ」
「・・・」

胸が大きいレディーススーツの熟女は、あっさりと素通りです。
その次の巻き髪の熟女にも、あっさりと素通りされました。