六本木で深夜のナンパはなんとも無謀でした。
- 2015/11/06
- 23:17
そういえば去年のハロウィンの渋谷では。
ドサクサにまぎれて、路上で女の体を触っていた男が逮捕されたをというニュースがありました。
今年の六本木でも、同じような状況の人だかりがありました。
普段は「ヘイ、アニキー、ゲンキー?」と声をかけてくる調子のいい黒人のキャッチ。
今日ばかりは、彼らも通りの脇で佇むばかり。
通りを歩くのはあきらめて、脇道から飯倉片町へ向かいました。
人出に対してメシを食べれる店が少ないせいか、なんてことはないラーメン屋に行列ができてます。
牛丼の松屋の店内にも、押しかけた若者の行列ができてます。
松屋の店頭に折りたたみのテーブルを置いあるのは、牛丼を販売していたのでしょうか?
「牛丼 380円」といセロテープで留めてある張り紙がなびいてます。
だけど今は、店内も混んでいてそれどころではありません。
無残に放置されたテーブルは、空き缶置き場と化してます。
オペレーションが崩壊してました。
ロアビル前から見るドンキ前は押し合いへし合いに。
警察官がピーピーと笛を鳴らしてます。
そこに3台の族車が、渋滞の車の列を縫うようにして走ってきました。
そして突然、コールを、・・・エンジン音の爆音を鳴らす行為、をしました。
私の出身地の茨城県では、今でも見かける光景ですが、まさか六本木で見かけるとは思いませんでした。
気合を入れたコールの爆音に、白人女性が「オー、クレージー」と叫びます。
警官は交通整理で手一杯の為か、族車は悠々とコールを続けてます。
そうこうしているうちに人並みを抜け、5分も経たずに飯倉片町の信号に近くなりました。
人はすっかりいなくなってます。
しかし私は、もうすっかりとナンパはあきらめてます。
私は飯倉片町のディスコ、「Soul Sonic Boogie」を目指してました。
ここで営業して20年くらいは経っているのではないのでしょうか。
どこかホッとするお茶漬け的なお店です。
が、閉店してました。
あとになりネットで調べてみると。
「Soul Sonic Boogie」は、今年の冬に、25年の幕を降ろしたとのことでした。
20年前のハロウィンは、かぼちゃにローソクを立てて、ささやかだったのが思い出します。
無謀な一人遊びでした。
六本木ヒルズのけやき坂のスターバックスまで戻って、始発待ちです。
静かな通りを見ていると、「一体何をやってんだろ」と気が滅入りました。
一人でいるこんなときは、今まで女性を大事にしてこなかった報いがきた、との思いに囚われます。
20年間同じ番号の携帯には、1000メモリーのうち500が女性の番号。
ほとんどが15年前に交換した番号がそのまま。
1人として女性を大事にできなかった報いかもしれません。
しかしその5分後には。
店員をみて「やっぱ若い女もいいなぁ」とモゾモゾしてたのです。
根本的にこういう性格が、すべての災いのもとかもしれません。
始発がきてからは。
誰もいない六本木ヒルズを探検して、広尾まで歩いて電車に乗りました。
~ ハロウィンの六本木 終了 ~