熟女を脱がすブログ

相変わらずどんよりとした曇り空の日。
営業の途中の通りがかりの熟女ナンパで、メールアドレスのメモを渡してから。
新着メールが届いているのに気がついて、待ち合わせのやり取りを開始しました。
約束の20分後に松戸駅の入り口の前にいくと、すでに由美さんは傘を差して立ってました。
水色のフリルスカートからのムチムチの脚にヒールです。

「どーも」
「こんにちわ」
「ホントにメールくるとは思わなかった」
「しますよぉ」
「あっ。その傘、日傘だったんだ」
「もう、日傘は必須です」
「そういえば、夏に日傘を撮らなかったな」

さっきよりも由美さんの表情が明るいのは、気をとられていた用事が終わったからかもしれません。
愛嬌のある、感じのいい笑顔を見せる由美さん。
ただ惜しむらくは、私の好きな家庭がある奥さんの匂いは、やはり漂ってきませんでした。

「じゃ、由美ちゃん。写真って話したでしょ？」
「由美ちゃんって・・・」
「由美だから、由美ちゃんだよね？」
「ぶっちゃけいっていいですか？」
「うん」

・・・・・　うわ！
でたぶっちゃけ！
いきなりきたな！
ぶっちゃけられていい話はない！
とすると。
ジャニーズ好きの援交女か！
いや落ち着け！
いくらなんでも安直すぎる！
落ち着け！

「わたし、けっこう歳いってるんですよ」
「ああ、なんだ。・・・そんなこと」
「いくつに見えるんですか？」
「うーん。・・・お世辞だったら20代後半っていうけど、正直、30代前半でしょ？」
「ううん。違います」

どうやら私は。
勝手な思い込みが激しいようです。
ジャニーズ好きの援交女だなんて、由美さんに対して失礼な話でした。

それと由美さんの年齢は、最初から30代前半だと本当にそう感じてました。
軽く笑みながら首を振った様子は、30代前半と言われて嬉しそう。
ここは由美さんにノッてあげたほうがよさそうです。

「ということは、35？」
「ううん」
「じゃ、6か？」
「ううん」
「やっぱ、7だね」
「いえ」
「えっ、8？」
「いえ」
「じゃ、9だ？」
「それじゃ、いつか当たるじゃないですか？」
「わからないなぁ。・・・いくつ？」
「43ですよ」
「えええっ」
「坂本さんと、そんなにも変わらないですよ」
「えええっ」
「フフッ」
「マジかぁ。・・・びっくりした」
「フフッ」
「見えない。見えない。すごくない？」
「フフッ」
「アイヤー」
「フフッ」

見た目が若いと言われたのが、相当に嬉しいようです。
私は思いっきり、持てる範囲の驚きのリアクションをしました。
由美さんは「そうでしょ」といった感じで、やはり嬉しそうに笑みました。

「40代には見られないでしょ？」
「そうですね」
「なかなかいないよ」
「いつも30代の前半には見られますね」
「ほおぉぉ。・・・20代後半っていっても通るかも」
「たまーに言われますよ」
「いや、びっくり」

20代後半はお世辞ですが、正直に言えば40代とは思いませんでした。
目尻のシワもなく、肌ツヤもいいのです。
驚きと同時に、由美さんに興味が沸いてきました、

・・・・・　脱いだらどんな身体をしてるんだろ。
顔は30代。
だけど肉体は40代。
萌えるな。

立ち話もなんなので、場所を変えます。
駅前広場に来るまでに、商業ビルのエントランスにオープンテラスが見えました。
ざわついた感じが欲しいので、そのオープンテラスに向かいました。

「あそこ椅子があるから。・・・ちょっと座ろうか？」
「コンセントないですかね？」
「充電なくなる？スマホ？」
「えぇ」
「充電器あるよ。充電しちゃって」
「ありがとうございます」

「いずれは裸を撮りたい」とだけは言っておかなければと、漠然とは思ってました。
「何を言うのか？」はそれほど重要ではなくて、「いつ言うのか？」は最大限に注意してます。
オープンテラスに座ってからも、私は「いつ言うのか？」のタイミングを謀っていました。

「あっ、ちょっと写真撮るかな」
「それ、なんの写真ですか？」
「そうそうちゃんと説明しないとね」
「・・・」
「趣味の写真の同好会で、会員さんに見せるの」
「・・・」
「雰囲気を味わうの」
「・・・売るとかじゃないですよね？」
「売るにも売れないでしょ？・・・売れるんだったら売りたいよ」
「・・・」
「出会いましたっていう、ちょっとしたスナップ写真を楽しむの」
「・・・顔は撮らないですよね？」
「うん。撮ったあとに確認してみてもいいよ」
「・・・変なのじゃないですよね？」

・・・・・　きた！
このあたりか！
脱ぎをいわなければ！

「変なのって？」
「・・・」
「例えばどんなの？」
「・・・うーん」
「裸とか？」
「うーん」
「正直どう？」
「・・・はい」
「他の女の人で裸も撮ったりもするよ。もちろん無理やりじゃないから」
「・・・」
「今日は由美ちゃんを撮りたいのは雰囲気だから。後ろ姿とか。足だけとか」
「・・・」
「ここね、誤解をしないようにキチンと話すけど、ちょっとだけ聞いて」
「・・・」
「例えばおっぱいとかあるでしょ？」
「・・・はい」
「おっぱい事体はエロじゃないんだよね」
「・・・そうなんですか？」
「オレはおっぱいだでチンコは立たないよ。・・・ゴメンネ、いきなり」
「・・・」

愛嬌のある笑みは消えましたが、表情を変えずに聞いている由美さん。
好奇心も戸惑いも見えないし、警戒はさほどありません。
距離をとるようだったら一気に話すつもりだったのだけど、ゆっくり話して大丈夫そうです。

「おっぱいは、ただ単に身体の部分だから」
「・・・そうですね」
「あっ、さすが、わかってくれるんだ」
「あるものですからね」
「そう。ただの身体なんだよ」

・・・・・　あっ！
話やすい！
いけるんじゃないか？

「オレはね、今、由美ちゃんに、すっごい興味があるの」
「・・・」
「年齢のことばかりいっちゃ悪いけど、43歳っていってたでしょ」
「・・・ええ」
「それなのに、なんでそんなに若く見えるんだろってとこに興味があるの」
「・・・」
「で、興味がある由美ちゃんのおっぱいにエロを感じるの」
「・・・やだ」
「ちがうちがう。見たいけど見れない、見たいとも言えない、その心の動きがエロですねって思ってる」
「・・・」
「だからさっき会ったときに、仮に由美ちゃんがおっぱい出していたとしてもね、エロは感じない」
「・・・すごく熱く語ってますね」
「あっ。・・・つい」
「フフッ」
「いやいや、申し訳ない。・・・じゃ、軽く撮って、謝礼のケーキを買おう」
「・・・」