熟女を脱がすブログ

熟女の魅力のひとつに、柔らかさというのがあります。
もちろん、抱いた肉感も含まれます。
あとは身体のシルエットやら、表情や仕草。
それに話し方や、得も知れない匂い・・・などなど。
すべてが程よく混ざり合った、柔らかい雰囲気というのでしょうか？

惜しむらくは、ほんとに惜しむらくは、まだ由美さんからは、柔らかさがそれほど伝わってきません。
初対面だからでしょうか？
デジカメを片手にして、そんなことを思いながら、由美さんのスナップ写真を撮り始めました。

「そうだ、由美ちゃん。はい充電器。差し込んでバックにいれちゃって」
「ありがとうございます」
「それで、ちょっと撮るよ」
「えっ、こんなとこ撮るんですか？」
「いや、こうしてね。由美ちゃんと出会いましたっていう写真だね」
「・・・はぁ」

「雰囲気だから。雰囲気」
「・・・雰囲気」
「・・・ほら、見て。顔は写ってないでしょ。ちょっと確認してみて」
「・・・はぁ」
「あれ、なんかすごく警戒してる感じに撮れちゃてる」
「フフッ」

「ちょっと歩いてみようか！」
「えぇ」
「後ろ姿を撮るよ。それだったら顔が写らないでしょ？」
「えぇ」

「そのまま、歩いて」
「・・・」
「自然なままを撮るから」
「・・・」
「といっても、なんかオレ、思いっきりあやしいよね」
「フフッ」

「じゃ、ちょっと腕をとるかな」
「腕？」
「そうそう、そのカーディガン？。レースのヒラヒラを撮りたい」
「・・・はぁ」
「ほら見て。顔は写ってないでしょ？」
「・・・はぁ」

「じゃ、また後ろ姿撮るかな」
「・・・」
「黒髪なんだけど、光が透けると茶色なんだね」
「もう、何年も染めてないですよ」
「そうなんだ」

「髪質も撮るかな」
「えぇ。そんなとこっ」
「大丈夫。顔は写ってないから。・・・ほら見て」

「その日傘がいいだよね」
「日傘がないと表歩けませんよぉ」
「だから色白で、お肌のツヤがいいんだ。奥さん」
「・・・奥さんじゃないです」
「ごめん、つい奥さんっていっちゃた」
「・・・奥さんだなんて」
「そうだよね。結婚指輪してなかったから、そうなのかなは思ったんだけど」
「・・・」
「いや、オレ、奥さんが口癖なのかな？」
「そういうのが好きなんですか？」
「うーん。熟・・・、いや大人の女性が好きだね」

「あっ、階段がある。・・・ちょっと上がって見ようか？」
「ここ？」
「うん。オレがここにこうしているから」
「・・・」
「スカートのフリフリを撮りたいの。・・・もうそのスカートがカワイイからさ」
「・・・」

「ゆっくり上がって」
「・・・こうですか？」
「そうそう」

「由美ちゃん、脚がいいよね。すごく健康的で張りがある。・・・なにかスポーツやってるの？」
「なにもしてないですよ」
「ふーん。じゃ、若さの秘訣はスポーツじゃないよね」
「うーん。スポーツとか運動はしてないですね」
「ふーん」

「じゃ、なんだろ。食生活かな？」
「うーん。食生活もよくないです」
「そう？」
「いつも好きなものばかり食べてます」
「じゃ、若さの秘訣に食べ物も関係ないのか」

「じゃ、こっち歩こう！」
「・・・」
「タバコは吸ってないでしょ？」
「えぇ」
「ああぁ。そこかな。タバコ吸うと老けるからね」
「そうですね」

「じゃあさ、由美ちゃん。差し支えない程度でいいんだけど」
「えぇ」
「いろいろ聞いちゃうよ」
「・・・なにをですか？」

「普段は何してるの？」
「普通に働いてますよ」
「ちなみに何関係？」
「うーん」
「いや、ざっくりで」
「・・・」

「なにか接客業でしょ？・・・笑顔がそんな気がする」
「飲食業ですよ」
「いろいろあるけど。・・・ま、ホントに差し支えない程度でいいんだけど」
「ファミレスです」
「だからだ。若い子と一緒に仕事してるんでしょ？」
「えぇ」
「だから気が若いんだ。・・・そこも若さの秘訣だね」
「そうなんですか？」

「もう店を仕切ってるとか？」
「そんなことないですよ。・・・でも新人の教育係は押し付けられます」
「あっ、教育係が似合いそう」
「なんですか、それ？」
「いや、しっかりしてそうだから」

「じゃぁさ、傘をたたんで、そこに寄りかかってみようか？」
「・・・こうですか？」
「うん。それで脚をクロスしてみよう」
「・・・こうですか？」
「そうそう。いや、ムチムチな感じがいい！」
「・・・ムチムチって。なんですかそれ」
「ちがうちがう。褒め言葉だよ。若さがあるのと健康的ですねっていう」
「・・・うーん」
「気を悪くさせたら謝るけど、褒め言葉のつもりだから」
「でも女性は、そう思わないです」
「すみませんでした」
「・・・」

脚がムチムチをいう言葉に、ムッとした表情をした由美さん。
恐らく脚が自慢なのだろうということに気がつきました。
「しまった」と即座に謝り、さらに脚を褒めてとりなすと、なんとか笑顔が戻りました。

ファミレスという職場の影響もあるのでしょうか？
若い娘と同じ土俵で張り合っちゃってます。
せっかくの熟女の魅力が、台無しになっているように感じました。

43歳で若々しい熟女は、いきなり43歳になって若々しくなったのではありません。
おそらく33歳のときでも若々しかったでしょう。
このまま53歳になっても若々しいでしょう。
若い娘と張り合っていることで、由美さんの魅力のひとつが削がれてしまっているようです。

「じゃ、前から撮るよ！」
「由美ちゃん、脚もいいし、胸元もいい！」
「フフッ」
「鎖骨もいいし、毛先もいい！」
「フフッ」
「都内に来るときはあるの？」
「うーん。・・・たまにありますけど」
「そのときに、また写真を撮らせてよ」
「フフッ」
「あのね、絶品のティラミスがあるの」
「うーん。・・・空いてればいいですよ」
「やったぁ！」

「あの、由美ちゃんって」
「はい」
「Dカップ？」
「・・・そうですけど」
「ありがとうございます！」
「フフッ」

「じゃ、階段を上がろうか」
「えっ」
「由美ちゃんさ」
「うん」
「パンチラ撮らせて」
「ええっ」
「ちょっとだけ。チラッと」
「ダメです」
「そっかぁ」

「いきなりだからね」
「・・・そうですよ」
「ゴメンね」
「いきなりはダメです」
「会ったその日はダメってヤツだ」
「・・・そうなんですか」

「じゃ、ヒールの足元を撮るかな」
「・・・見えてないですよね？」
「見えてないよ。・・・由美ちゃん、脚がきれい」
「フフッ」
「すごくいいよ」
「フフッ」

今日はパンチラはムリでも、後日だったらパンチラにはなんとかいけそうな感触です。
そうこうしているうちに伊勢丹に到着して食品売り場へ。
謝礼として甘ったるそうなケーキを2つ購入して渡しました。
由美さんは思ったよりも喜んでました。

「どうする？駅まで戻る？」
「わたし、ちょっとここで買い物していきます」
「そう。じゃ、またメールしよ」
「はい」
「じゃ、ここで」
「それでは」

後日にまたスナップ写真を撮る約束をして別れました。
熟女ナンパしてからのスナップ写真作戦は、ちょっと継続してもいいかもしれません。
名目をつけて話を聞けますし、いろいろと和めますし。
どうやって由美さんをFC2ライブ配信まで持っていこうかと考えながら、松戸駅に向ったのです。