熟女をナンパをしてからヒールの脚のスナップ写真を撮りました。

2015/09/12
02:35

どんよりとした曇り空の日の午後に。
営業の途中の通りがかりに、フリルスカートにヒールの熟女をナンパして。
相手の口元には笑みを浮かびましたが、私の言葉には引っかかる様子は見えず。
会話が転がりません。
偶然の熟女ナンパですから、こんなものかもと見極めました。
これ以上はあまり話さなくていいかもしれないので、メールアドレスの交換をして一区切りです。

「じゃ、メアド交換しよ」
「うーん」
「もし後で考えてみてちょっとなって思ったら、着信拒否でかまわないんで」
「・・・」
「そうしたら、僕のほうですべてを察します」
「・・・」
「ああぁっ。やっぱ顔面かあぁって」
「それはないですけど」
「もう慣れてますんで。返信なしとか着拒とかブロックとか」
「・・・」
「3秒くらい落ち込んで、すぐ立ち直ります」

LINE IDではなくメールアドレスの交換をすることに、先日から変更してました。
プライベートが見え隠れするLINE IDだと、連絡先として教えるのに抵抗がある熟女もいるようです。
もっとも相手からLINE IDと言われたら交換します。

「じゃ、僕のほうから送る。言ってみて」
「あの、・・・アドレスだけ教えてもらえないですか？」
「えっ、交換ダメ？」
「ぜったいにメール送りますので」
「ああぁ、それかぁ。・・・断りでしょ？」
「違いますよ」

「連絡先教えて」のやりとりは、相手の身辺の話に進める入り口です。
ですが今はお互い時間がないので、長話しができません。
相手からの「アドレスを教えて」というのはアテにはなりませんし。
それにメールがくることないだろうな、と思ったほうがスッキリします。
そのままバイバイしようかなとも思いました。

「それで送られたことないんだよね」
「送りますよ」
「そう？」
「道も教えてもらいましたし」
「そっか」

相手が「送りますよ」と念を押してこないで、無言になるようだったらバイバイするところでした。
メモにアドレスを書いて渡しました。

「じゃ、これアドレスね。坂本なんで」
「どうもありがとうございます」
「で、お名前だけ」
「・・・野村です」
「うーん。下の名前がいいけど」
「・・・ユミです」

名前の漢字は由美。
帰りは武蔵野線で船橋の近辺まで。
松戸市役所には、なにかの資料を取りにきたとのことでした。
結婚指輪はしてないので、奥さんではないようです。
「メールします」という約束はあてにしないで、そのまま別れました。

・・・・・　胸はDカップくらいか？
いい脚はしている。
でもなんか匂いが違う！
家庭がある奥さんの匂いがしない！
なんかこう、ムラムラしないんだよなぁ！
愛嬌のある笑顔は見せるのだけど。
まあいいか！

それから1時間が過ぎた頃。
営業も終わり帰ろうかと思ったときに、新着メールがあるのに気がつきました。
どうやら先ほどの奥さん、・・・いや由美さんらしいです。
本来だったら小躍りするとこですが、メールアドレスを見て落胆しました。
どうしてかというと、アカウントがジャニーズの名前っぽくなっていたからです。
念のためとアカウントをキーワード検索して確かめました。
やはりジャニーズのアイドルの名前と曲が組み合わさったアカウントでした。
30代の独身でジャニーズ好き。
カラフルなフリフリのスカート。
いや、フリフリのスカートは曇り空だから違和感があることにしておきます。

・・・・・　ここで安目を引いたか！
ツモ切りしたいくらいだ！
でもここで和了しておくか。

誤解を恐れずにはっきり言えば、ジャニーズ狂いはセックスできる率が高いです。
メールのアカウントを、ジャニーズのアイドルの名前にするほどの女性はなおさらです。
ナンパで1番といっていいほど与しやすいタイプです。
すべての判断基準が恋愛になるので、まずは、そっち方向に話を振ります。
そうすると恋愛話を延々するので、ひたすら聞いて、ひたすら肯定してあげればセックスへの道は開けます。
この黄金率は、たぶん15年前とかわらないでしょう。
わかりやすくいえばかまってちゃん。
穿った見かたをすれば人格障害の疑いありですが、さすがにそこまでは言い過ぎです。
それにナンパに先入観は禁物。
気を取り直してメールのやり取りを開始しました。

・・・・・　お茶はどうしようか？
初っ端に静かな喫茶店のテーブル越しは避けたい。
雑踏で話してから静かな店内に動くのは勢いが落ちる。
2人の間の空気が変わってしまうことが多いから。
最初に座るのは少しざわついた席がいい。
ざわついていて隣同士に座れるカウンター席だったらなおさらいい。
だけど松戸の店も道もわからない。
どうするか？

とりあえずは、写真の話を改めて聞いてということに。
ムリだったら断ってもらってもかまわないのでと、逃げ道も用意してあげます。
もし写真がOKならば、謝礼は伊勢丹の地下の食品売り場のケーキをプレゼントとなりました。
駅から伊勢丹まで、歩きながら写真を撮るという流れです。

20分後に松戸駅で待ち合わせ。
松戸駅の入り口の前に急ぎ足で向います。
すでに、由美さんは傘を差して立ってました。