熟女を脱がすブログ

8月の終わりの日曜日に。
銀座の歩行者天国は、家族連れと中国人観光客で賑わってました。
営業が早めに終わった私は、賑わいの中に1人で熟女をナンパをしてました。

中央通りに新しくオープンした伊東屋の前に来ると、1人歩きをしてる熟女が。
こちらが1人いると、1人でいる熟女もわかります。
自分の好みには疑いもなく、いいと感じた熟女には目配せ。
四十にして惑わず、というのは本当のようです。

花柄というか草花の模様がプリントされた白いワンピース。
正面からの風で、ロングのワンピースが下半身にまとわりつきました。
薄手の生地のワンピースの股間には、Yの字のラインが浮き出ました。

・・・・・　あの奥さん！
パンティーを脱がすと、もじゃもじゃの陰毛なんだろ！
いかん！
今は視姦して満足してる場合じゃない！

距離が離れていても目が合った瞬間に、正面から「どーも」と小さく手振り。
歩調を合わせて近づいて、声が届く距離で「こんにちわ」と続きます。
しかしこのワンピースの熟女には、声をかけるまで近づけませんでした。
敏感に察して小走りになって去っていったからです。

すでに5人の熟女は素通り。
5人から8人までには、1人は足を止めるのが目安です。
10人以上声かけても、1人も足が止まらなければ何かが違っているのかもしれません。

・・・・　今日は何かが違っているかも！
相手の目は向けられているか？
ちゃんとこちらに気がついているのか？
声がボソボソになってないか？
姿勢が前屈みになってないか？
あせってないか？
顔が怖くなってないか？

髪を2つ結びをした、歳のころ40歳前後の熟女が歩いてきました。
スウェットのタイトスカートの下腹が、こんもりと盛り上がっているのがたまりません。
タイトスカートからの脚のスパッツの裾には、レースがあしらってあります。
足元のスニーカーのピンクの紐も可愛い。
視線を送ると目が合いました。
「どーも」と少し手を振り、2歩ほど進んでから「こんにちわ」と続けました。
熟女の目はこちらに向いたまま。

「突然、すみません」
「・・・」
「ちょっといいですか？」
「・・・いいです」
「あっ、キャッチセールスじゃないんで」
「・・・忙しいので」
「言うと思った」
「・・・」
「忙しくないでしょ？」
「・・・」

ゆっくり歩いたままの素通り。
私は2歩ほどで足を止めて、タイトスカートとスニーカーの元気なヒップラインを見送りました。
あと3歩ほどで足は止まったのかもしれないと思うと、逃した感はありました。
目はこちらに向いたままで、ゆっくりした歩調も変わらなかったから。

・・・・・　早い！
順序が逆！
もっと遅くいってから早く！
リズムがいけない！
チグハグだ！
スピード感が悪い！
こちらが足を止めるタイミングも悪い！
雰囲気に押されているのか！
日曜日の銀座という空気に。

私のナンパの方法は、ダメなら次にいくという回数をこなすのを前提にしています。
特別な言葉がある訳ではありませんし、奇をてらったこともしません。
ひたすら正面突破あるのみの正攻法です。

そして次に足が止まった熟女は、年のころ40代前半くらい。
真っ白のサブリナパンツの太ももがむっちりして、足元はベージュのパンプス。
ショートカットの髪型が、くっきりした目鼻に似合っている。
薄いブルーのカッターシャツの襟を立てているのが、働く女性といった感じです。
このときは目が合った瞬間に「どーも」と小さく手を振り、「こんにちわ」と歩調を合わせました。
「突然、すみません」と続けたときには、サブリナパンツの足は止まってました。
足はピタリと止まったのではなく、ブラッとさせてからスッと止まったのが、なぜかわかりました。

「ナンパです」
「・・・はい？」
「ナンパなんです」
「ええっ」

驚いてから笑みを浮かべながら、目と声を明るくさせて応えます。
一瞬を見逃さないようにしてましたが、わかりやすい感触でいい反応でした。
熟女になると脳と口が直結するというのは、ある意味、正しいのかもしれません。

「ステキなお姉さんがいないかなって思って、ブラブラ歩いていたんです」
「ハハハッ」
「そしたらいきなり現れたものですから」
「ハハハッ」
「そんで目が合っちゃったんで思わず声かけたんです」
「ハハハッ」

私はナンパのときには、あまり面白いことは言いません。
というよりも、面白いことを言えない人間です。
テレビをほとんど見ないので、流行の笑いには疎いですし。
冗談もうまくありませんので、無理に笑わせようとはしません。
面白い人になるというのは努力もしましたが、もうすっかりあきらめました。

「いきなりすみせん」
「でも、・・・お姉さんなんですか？」
「うん。ステキな大人の女性が好きなんです」
「ハハハッ」
「あっ、笑った感じもステキ」
「ハハハッ」

私は面白いことが話せない分、褒め言葉とお世辞を真面目に言います。
真顔で真剣な褒め言葉ですし、お世辞といってもちゃんと思ったことを口にします。

「すごくやさしそうな雰囲気が魅力です」
「ハハハッ」
「姉さん、やさしい人でしょ？」
「ハハハッ。・・・そうでもないですよ」

それはそうと。
ここからが、まだ私の中で迷走してます。
今までだと、早い時点でLINE IDを交換しようと話してました。
しかしこのLINE IDの交換は、早い時点で極力しないようにしました。

ナンパして仲良くなるだけだったり、真剣な交際をするのなら、LINE IDの交換でいいのかもしれません。
後日に飲みにいくとか、食事するだったら、LINE IDの交換は必須です。

しかし私のナンパは、最終的には脱がすというのが目的なのです。
自宅でライブ配信しながら脱がす、というとこまで持っていかなくてはなりません。
それなの最初にナンパした時点で、「あなたを脱がしたいんだ」というのを、ある程度までは話しておかないと。
事前に話の方向をこちらの都合で決めなければ、LINE IDを交換しても逃げられてしまうことに気がつきました。