熟女を脱がすブログ

配信を中断。
万が一が発生。
FC2IDをログアウト。

奥さん、いや恭子ちゃんでもない。
ここでは単に彼女と呼ぼう。

私が、いや、ここでは自分という。

自分が悪ノリして、胸を触ったときだった。
突然にカメラの前から抜け出した彼女。
ベットから降りて隣の部屋に行ってしまった。

その前から。
短パンの上から触らせたのも、強引だったかも。
手コキをさせようとしたりも。

FC2IDをログアウトした。

慌てて隣室までいくと。
手早く服を着て、荷物をまとめている彼女。
そして、バタンとドアを閉めて出ていく。

そういう場面を一瞬で想像していた。

しかし隣室では、手荷物の脇で座る彼女。
床の上に体育座りして、無言で俯いている。
配信を中断させたことに、引け目を感じてるのがわかった。
やはり真面目な彼女だった。

少し安心して彼女の前に正座した。
こちらの顔色を窺ったのがわかった。
怒っているというのとは、ちょっと違う。

なんていうんだろう？
拗ねている感じ。
もうすぐ40歳の熟女なのに可愛い仕草だ。

ナンパした初日を含めて、会うのは今日で2回目。
最初の4日間はLINEでやりとり。
ひたすら自分が下手に出ていた。

それが今日。
関係が微妙に変化した気がした。
ぼんやりした上下関係ができている感じがする。

すでに土下座していた。
土下座をしながら考えていた。
今だったらはっきりした上下関係ができる気がしていた。

「ごめんね。恭子ちゃん」
「・・・」
「この通り。謝ります」
「・・・さわった」
「すみませんでした」
「・・・」
「すみませんでした」
「・・・いきなり、さわった」
「すみませんでした」
「・・・」
「許してくれないんだ。恭子ちゃん」
「・・・」
「オレ、土下座してるんだよ」
「・・・」
「それでもその頭を踏みつけるような人なんだ」
「・・・そんなこと」
「人の精一杯の気持ちを土足で踏みにじる人なんだね」
「・・・」
「どうせオレはこんな顔面だよ。たけど土足で頭を踏まれたら傷つくの」
「・・・そんなこと」
「やってることは同じだよ」
「・・・」
「ごめんね。強く言っちゃって。オレ、恭子ちゃんに一生懸命なんだよ」
「・・・」
「どうでもよかったら、土下座なんてしてない」
「・・・」
「ごめんね。恭子ちゃんは悪くないの」
「・・・でもさわった」
「恭子ちゃんはそういうの許さないのはわかるよ」
「・・・」
「恭子ちゃんは、ムリヤリ犯されたらイヤだってことでしょ？あれはちょと触れただけじゃん」
「・・・」
「悪いところはちゃんと誤るし。間違いは誰にだってあるでしょ？」
「・・・」
「浮気はしないていう恭子ちゃんの気持ちを第一に考えているし」
「・・・でも、ぜったいにさわらないっていった」
「それはお互い誤解があったの」
「・・・ぜったいにさわらないっていった」
「いや、オレは絶対に触らないって言ってないよ」
「・・・えっ」
「うん。そういえば1言もいってない」
「・・・いった」
「指1本触れないからと言ったんだよ」
「・・・えっ」
「それを恭子ちゃんが触らないって話を替えたんでしょ。勝手に」
「・・・」
「LINEだって見てみればわかるけど、指1本っていってあるよ」
「・・・でも同じ」
「同じじゃないよ」
「・・・えっ」
「前に配信した奥さんだってさ」
「・・・」
「指1本触れないって言ってたのに、配信中にフェラだったいいよって言いだしたから」
「・・・でも」
「指はダメだけど、チンコはいいって女の人だっているの。今の世の中」
「・・・」
「自分から触るのはいいって女の人もいるし」
「・・・でも」
「わかるよ。わかる。恭子ちゃんの言いたいこと。でも押し付けるのはよくないよ」
「・・・」
「勝手に話をすり替えて、それをむりやり人に押し付けて、それで配信をすっぽかすなんてひどくない？」
「・・・」
「オレもなんか違うなって思ったんだよ。途中から」
「・・・」
「でもオレ、口下手だからうまく言えなくて」
「・・・もういい」
「だからお互い誤解があったの」
「・・・」
「オレ口下手だし。目と目で通じあうわけないでしょ？」
「・・・」
「だからもう1回チャンスちょうだい」
「・・・」
「顔だって隠したでしょ。でもあの仮面似合っていたな」
「・・・」
「今日は綺麗だったよ。可愛いかった」
「・・・」
「まだ恭子ちゃんの写真だって撮りたいし。すごく可愛いんだもん」
「・・・」
「オレはね、恭子ちゃんの裸も好きだけど、がんばってくれた恭子ちゃんの姿がすきなんだよ」
「・・・」
「だからケンカしないでさ。楽しくやろうよ」
「・・・」
「謝礼目的でかまわないから、またやってみよ？」

屁理屈満載の逆ギレ。
責任転嫁で悪あがき。

それに彼女は、善意を盾にとればいい。
それ以上は責めることはないだろうから。

あとはおだててた。

「だけどさ、恭子ちゃんさ、全体的に男に慣れてないよね？」
「・・・わたし」
「うん」
「真面目な子なのよ。男の人をウチにあげたことがないんだから」
「わかるよ。見れば真面目だって」
「結婚してから浮気だってしたことないし」
「浮気はしたことないんだ」
「うん」
「周りでいない？浮気してる奥さん」
「・・・ほかの奥さんはね。旦那さん以外にカレシがいるっていう奥さんもいるけど」
「なんで恭子ちゃんしないの？」
「私はそういうのムリ」
「あとさ、恭子ちゃん、男の兄弟とかいないでしょ？」
「うん。・・・お姉ちゃんが1人」
「姉妹か。・・・いくつ上？」
「ふたつ」
「やっぱりな。それで今は娘でしょ？」
「・・・」
「それでさ、なんで男性経験を教えてくれなかったの？」
「うん。・・・少ないから、なんて答えればいいのかわからなかったの」
「そのまま言えばいいじゃない？」
「だって」
「何人？教えて？」
「うーん。・・・3人」
「えっ。旦那含めてだよ？」
「ほらぁ。ぜったいそうなると思った。・・・3人しかないの」
「3人はあんまり聞かないね」
「仲のいい奥さんにも少ないってびっくりされた」
「じゃ、あれ処女を喪失したのは？」
「・・・ええぇ」
「何歳？いいじゃん」
「ええっ。いうの？・・・やだぁ」
「いいじゃん」
「・・・21歳」
「遅くない？」
「ほらぁ。ぜったい言われる。自分でもそう思うけど。・・・短大卒業するまで実家だったから」
「カレシできなかったの？」
「周りが女の子だけだったし。・・・お姉ちゃんでしょ、幼馴染も全員女の子だし」
「うん。中学と高校があるじゃん」
「高校も元々商業高校だったから女子が多かったの。短大も女子ばかり。就職してからも女の職場だったから」
「ふーん」
「なんだか男の人がずーと怖かった」
「その初体験の相手は？」
「いうの？」
「ぜったい年上でしょ？」
「うん。・・・14歳上だった」
「やっぱりな。年上しか付き合ったことないでしょ？」
「うん。・・・わかるの？」
「フツーにそんな感じするよ」

なんとなく彼女が掴めてきた。

はっきりとモノを言わずに、相手の顔色を察するのは敏感。
相手に甘えて手を差し伸べるのを待っている。
そして相手が気がつかずに手を差し伸べないと拗ねる。
小さな頃から今まで、姉や年上の男性がそうしてくれたのかも。